自宅隔離観察の条件を厳格化*条件不適合でも集中隔離に

【北京5月10日】北京市疾病予防控制中心は最近、最新版の「新型コロナウイルスによる住居肺炎流行期間の隔離観察の手引き」を公布した。

この中で自宅隔離観察対象者はゴミ出し、宅配物の受け取りを含む外出をせず、一切の訪問を拒否しなければならないとし、これに反した場合は集中隔離に移すとした。

手引きには自宅隔離観察の基本条件として、独立したキッチン、トイレがあること、キッチンの換気設備は逆流防止弁付き、または直接室外に排気可能であること、トイレには便器を除き、排水口の下に封水装置が設置されていること、洗面台などからの排水管と排水システムが緊密であることなどを詳細に規定。条件を満たさない場合も集中隔離に移すとした。

また、対象者は原則的に1人で住むことが条件で、同居者がいる場合はできる限り接触を避け、食器類やタオルなどは共用しないよう言及している。

~北京天津ジャピオン2022年5月16日号~

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