【京津2月21日】春節休暇中に北京や天津を訪れた観光客はいずれも前年を上回り、順調に増加した。2月21日(水)北京市旅遊発展委員会の発表によると、北京はのべ770万人の観光客を迎え、総売上高は72億元に達した。また天津も、のべ513万人が訪れ、46億元を売り上げた。
北京で観光客が多かったのは什刹海、前門大街、故宮博物院などの有名観光地。このほかに春節の縁日が行われる地壇公園や龍潭公園も大勢の人でにぎわった。今年は縁日に老舗の屋台がいくつも登場して観光客を喜ばせた。
天津で最も人気だったのは古文化街で、たくさんのツアー客や個人客が訪れた。古い邸宅や年画で知られる西青区でも、多くの人が伝統的な春節の雰囲気を味わった。
春節は温暖な地方へ旅行する人が多い中、天津への観光客は近隣の北京や河北省からが三割以上を占める。このため天津の旅遊部門では、特に北京や河北省からの観光客に向けた商品やサービスを前面に押し出している。
~北京天津ジャピオン2018年3月05日号~