エコ交通推進「北京MaaS」 2カ月で利用者245万人に

【北京11月3日】北京市交通委員会は11月3日(火)、今年9月に「北京市エコ交通炭素普遍的優待激励措置」が実施されて以降、約2カ月間で「北京MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)プラットフォーム」サービス利用者が累計245万人、二酸化炭素排出減少量は8057トンに達したと発表した。

北京市交通委員会は昨年11月、地図アプリ「高徳地図」と協定を結び、共同で「北京MaaS」開通を始動した。“MaaS”は、ICT(情報通信技術)を活用し、バスや地下鉄、自転車など、自家用車以外の交通手段による移動の最適化を図り、ワンストップ式サービスで目的地までの交通情報を提供する。

北京市では今年9月8日(火)から同サービスを利用したエコ交通激励措置を実施。利用者は、移動距離を炭素エネルギーに換算し、獲得ポイントによって公共交通優待券や買い物代金券などに交換できる。

~北京天津ジャピオン2020年11月9日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP