【天津4月23日】最近、南開大学図書館が全校生徒による2017年の図書貸し出し数を統計したところ、日本の平安時代に執筆された紫式部の著作『源氏物語』(文献初出1008年)がトップになったことがわかった。
ほかに中国の著名作家アイリーン・チャン(張愛玲)の遺作『少帥』、英国作家アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』がトップ10にランクインした。
同校文学院本科生の学生は『源氏物語』について、「平安時代の文化、社会背景が描かれているとともに、日本独自の美学〝もののあはれ〟が生み出されている」と話している。
~北京天津ジャピオン2018年4月30日号~