【北京5月7日】大興区に建設中の北京新空港は最近、ターミナルビル内の一部の飲食、小売店のテナント募集を公告した。
計画によると、新空港の飲食関連の面積は約1万8000平方メートルで、90軒のテナントが入居予定。今回一般公募されたのは、このうち3074平方メートルで、一般競争入札により決定する。飲食店は「食尚・盛宴」、「秀色・美餐」、「食意・無界」、「錦食・万象」の4つのテーマに分かれており、ドリンク、西洋式ファーストフード、カフェレストラン、中華、特色小吃(軽食)などを公募している。
また、今回より入札に参加する飲食企業は「同城同質同価承諾書」の提出が必要となり、空港内の店舗と市内の店舗が同質で同じ価格であることが求められるという。
北京以外の都市では、広州市で今年2月より「広州市民用運輸空港管理法」を実施しており、空港の小売、飲食などの価格は市の中心区の商号、ブランドなどの価格を上回ってはならないと明確に規定されている。
~北京天津ジャピオン2018年5月14日号~