【北京1月4日】北京市生態環境局は1月4日(月)、2020年の北京のPM2.5平均濃度は前年同期比9.5%減の1立方メートルあたり38マイクログラムだったと発表した。
PM2.5の平均濃度は観測史上、最も低い数字となり、国家基準である1立方メートルあたり35マイクログラムに接近した。
同年のPM10の平均濃度は前年比17.6%減の1立方メートルあたり56マイクログラム、二酸化窒素の平均濃度は前年比21.6%減の29マイクログラム、二酸化硫黄の平均濃度はほぼ横ばいの4マイクログラムだった。
また、同年の空気レベル優良天候日数は前年より36日増の276日間、優良天候率は75.4%に達した。一方、重度汚染日は10日間だった。
~北京天津ジャピオン2021年1月11日号~