【北京2月28日】延慶区は最近、「龍慶峡冰灯(氷の灯籠)展示区」で2月8日(金)に発生した落石事故の原因について、調査の結果、自然災害による突発的な事故だと認定した。
調査チームおよび専門家の調査によると、現地の両側は燕山山脈で、延懐盆地北縁の断裂帯にあたる。炭酸塩岩からなる斜面は高さ約160㍍、今回の落石は頂上から約100㍍地点の岩石が落下する過程で斜面に衝突して砕け、岩石の破片が展示区の天井を突き破ったものとみられる。延懐盆地では2月5日(火)、深さ16㌔メートル地点でM2.0の地震が発生しており、今回の落石への影響も考えられるという。
この事故により観光客13人が負傷、1人が死亡している。
~北京天津ジャピオン2019年3月11日号~