密雲区山林で大規模な山火事 強風により焼損面積6㌶超に

【北京3月31日】密雲区東邵渠鎮高各庄村村南で3月30日(土)12時頃、大規模な山林火災が発生した。

同日は風が強かったため、火勢は平谷区劉家店鎮北吉山村へと蔓延し、焼損面積は約640畝(1畝は15分の1㌶、約6.35㌶)に及んだ。翌31日(日)10時頃には密雲区、平谷区ともに火は消し止められた。この火災による死傷者はいなかった。

公安機関の調査によると、火災は村民6人が高各庄村の山林にて水道管の修理を行った際、誤って水道管下の雑草に点火したことが原因だとみられる。6人は公安機関によって拘束されたとしている。

火災発生後、北京市は緊急規制を発動、北京市委員、市政府、国家応急管理部の主な指導者が現場に駆け付け、消火活動の指揮を執った。国家応急管理部森林消防局は機動支隊150人を現場に派遣し、唐山市に駐留していた吉林森林消防総隊約350人が消火活動に合流。天津市や河北省からも応援に駆けつけた。

現場での救援は1分一秒を争い、30日15時半に先に密雲区の火が消し止められ、同日22時半には平谷区の炎を制御。31日早朝4時に平谷区の山林で集中消火を開始し、火が完全に消し止められたのは10時15分だった。

 

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