北京城市気象研究所所長によると、1月に北京南郊観象台でスモッグが観測された日数は28日(月)までで23日を数え、1954年以来、同時期最多となったことが分かった。
同所長は、1月のスモッグ発生日数は過去10年では平均10・8日、昨年は15日で今年は突出して多いとし、大気汚染物質の量には大きな変化がないものの、風や冷気の活動などの気象条件がスモッグの多発に影響を与えたとした。
気象局城区宝聯観測所のデータによると、1月の微小粒子状物質PM2・5の平均濃度は1立方㍍あたり180マイクログラムだった。
(2月1日)
~北京ジャピオン2013年2月18日号