北京市交通執法総隊は近日、今年1月の北京市におけるタクシーサービスに対するクレーム電話は5174件に上り、そのうち受理できないものが66・04%にあたる3417件だとした。
受理できない理由として、停車禁止区域でのタクシー呼び止め、手を挙げているのに停車しない、自分ではなく他人が乗車、タクシーナンバーが分からない、などが挙げられる。
クレーム受理された1757件の案件のうち、調査を経て事実確認し、当事者に対して行政処罰を行った案件が1047件で59・60%、残りの40・40%にあたる710件は目下、調査処理中だとしている。
交通執法総隊では現在、利用者のニーズに応えクレーム案件の処理能力を高めるため、クレーム処理専用スタッフを約40人に増員している。
(2月5日)
~北京ジャピオン2013年2月18日号