【京津5月12日】最近、ある女性が淘宝(タオバオ)で購入した衣服18着を旅行先で着用し、写真を撮った後、全品返品したことが物議を醸した件を受け、アリババ(阿里巴巴)グループ広報部は5月12日(日)、双方が協議を行った結果、9着は返品不可となったことを明らかにした。
当事者である淘宝(タオバオ)の販売主によると、女性は〝五一(労働節連休)〟前に総額約4600元に上る衣服18着を購入し、連休後に「気に入らない」という理由で返品。その後、女性が返品した衣服を旅行先で着用し、撮影した写真を微信のモーメンツに投稿していたことが判明し、販売者の怒りを買っていた。
これを受け、消費者側の「ネット通販商品の7日間無条件返品規定」で返品された衣服が再び販売されることへの衛生面等の不安、販売側からは規定を悪用する〝試着族〟が潜在していることが指摘されていた。
~北京天津ジャピオン2019年5月20日号~