【北京6月27日】中国鉄路北京局が7月10日(水)より実施する新版列車運行ダイヤによると、北京始発・終点の高速鉄道「復興号」が従来より4本増え、連日17都市を結ぶ188本を運行する。
現在、北京南―上海虹橋駅間を結ぶ京滬高速鉄道、広州までを結ぶ京広高速鉄道などで「復興号」を運行。北京から南京、杭州、合肥、広州、武漢、長沙、成都、瀋陽などの省都と直結している。これに加え、新たに厦門行きの列車が開通、威海、西安、中国香港に直結する列車が増便する。
このほか「復興号」では、旅客の食習慣に合わせた6段階の価格の全18種類の弁当を提供。新たにベジタリアン向けの弁当や「全聚徳」の北京ダック、「北冰洋」のサイダーなど、北京の特産や「干炒牛河(牛肉入り焼き麺)」、肉まんなどの地方の伝統的な料理がメニューに登場している。飲食は専用アプリで予約後、1時間以内に座席に届けてくれる。
~北京天津ジャピオン2019年7月8日号~