【京津10月29日】大手人材サイト「智聯招聘」が近ごろ発表した『2019年IT産業人材発展レポート』での、IT産業の月収についてのビッグデータの解析によると、2019年第3四半期、IT産業全体の平均月収は9296元で、全産業の平均を上回った。中でもオンラインゲーム産業の平均月収は10054元と、同産業内で初めて1万元の大台を超えた。
月収の伸び率では、直近2年間で全産業の平均が14%だったのに対し、コンピューターソフト産業が32%、オンラインゲーム産業が26%と大幅な伸びを見せている。
IT産業はいわゆる「996(朝9時から夜9時まで週6日働く)問題」などで残業の多いイメージがあるが、極端に多いというほどではない。智聯招聘が2019年に行った職場調査で週平均残業時間は6.13時間と、全産業の平均より0.32時間短かった。
~北京天津ジャピオン2019年10月4日号~