【北京3月7日】北京市政府報道担当者は3月6日(金)、「北京市新型コロナウイルス肺炎疫病状況防控工作記者会見」の席上で、現在までに北京への帰京者は82万7000人に上り、一斉に14日間の自宅隔離観察を実施しているとした。
同担当者は新型コロナウイルスによる肺炎(COVID―19)の流行予防抑制の情勢は依然として厳しく、北京市以外からの感染防止、国内の拡散防止、国外からの感染防止という三重リスクから、爆発的な感染のリスクは依然として存在しており、北京市の流行予防抑制は重要な時期を迎えているとの見方を示した。
また、前期の各社区(行政区画単位)の流行予防抑制業務には漏れや問題があったと指摘。これらを踏まえてデータの分析を強化し、北京帰京者への14日間の自宅隔離観察または集中観察への要求を厳格化し、効果を上げるよう努力すると言及している。
~北京天津ジャピオン2020年3月16日号~