北京市公共レンタル自転車 利用率低迷でもサービス拡大

北京市交通委員会は7月22日(月)、昨年6月から現在に至るまでの公共レンタル自転車の利用カード発行数はおよそ5万枚で、レンタル回数は170万回、レンタルスタンドは当初の2区(東城区、朝陽区)より7区県に拡大され、スタンド数は合計520カ所に達したと発表した。
現在、市内のレンタル自転車は1万4000台で、一年間の累計レンタル回数は170万回であることから、1台の自転車のレンタル回数は約120回で、利用率は一日1回にも満たない計算となる。
同委員会は今年年末までに北京市公共レンタル自転車を2・5万台、スタンド数を約600カ所に増やすとしており、さらに2015年までには5万台、1000カ所を目指して、市の主要な中心区や郊外、交通乗り換えエリア、商業エリアでのレンタルサービスを拡大するとしている。
(7月23日)

 

~北京ジャピオン2013年7月29日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP