中国国際サービス貿易交易会 新型サービスロボットも登場

【北京8月10日】今年9月上旬に北京で開催予定の「2020年中国国際服務貿易交易会」で、最新技術を駆使したサービスロボットがお披露目されることがわかった。

海淀区中関村の「中瑞福寧機器人有限公司」が出品する〝孫悟空〟似のPCare(iOSアプリの一種)総合サービス型ロボットは、移動介助、清掃、行動アシスト、会話によるリマインダーなど一連の介護サービス機能を装備。同商品は試作品のデバッグ及び小ロットでの生産段階にあるという。

また、経済技術開発区の「博雅工道(北京)機器人科技有限公司」は、最新型の遠隔操作水中ロボット(ROV)のほか、サメやコウゴウフグ、アロワナの形状を模した水中ロボットを披露する。このほか国内からは「新松機器人自動化股份有限公司(SIASUN)」、「京東」などが参加する。

同イベントは、サービス業に特化した国際展示会。日本、米国、スイス、イスラエルなど十数カ国の企業が参加する予定で、ABB、NEC、クアルコムなどの国際企業がゴミ分別、スマート介護、スマートエデュケーションなどのサービスロボット及びアプリケーションソリューションを紹介する。

~北京天津ジャピオン2020年8月17日号~

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