朝陽区コロナワクチン接種開始 税関職員など20万人が対象に

【北京1月1日】朝陽区は1月1日(金)より、同区内に16カ所のワクチン接種所を設け、第一弾として9分野の職業に従事する20万人に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を開始するとした。

同日9時、朝陽規画芸術館の臨時ワクチン接種所にて、生鮮食品EC「叮咚買菜」、「毎日優鮮」のデリバリーとコールドチェーン運送スタッフ約500人が順次接種を開始した。

今回優先されるのは、輸入コールドチェーン物品貿易港の税関検査検疫職員、荷役、運送、運搬などの関連職員、国際及び国内交通運輸業職員、海外勤務、海外留学者、国外の高リスク国境地帯の貿易港スタッフ、医療関係者、政府機関、公安、武装警察、消防、社区スタッフ、物品、水道、電気、ガスなどの関係者、交通、物流、高齢者福祉、清掃、葬祭、通信関連スタッフなど。なお、年齢は18~59歳が対象となる。

一方、北京市疾病予防控制中心副主任は、記者会見の席上で、妊婦、授乳期の女性、発熱・感染などの急性期、免疫不全または免疫障害を患う人、深刻な肝臓・腎臓疾患、薬で制御不可能な高血圧や糖尿病の合併症、悪性腫瘍の患者などはワクチン接種に適さないと紹介している。

~北京天津ジャピオン2021年1月11日号~

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