天津、授業延長・繰り上げ禁止 児童・少年の肥満防止に向け

【天津3月2日】最近、天津市衛生健康委員会、天津市教育委員会、天津市体育局などは連名で「天津市児童青少年肥満防控実施方案」を制定した。これによると、学校の教師が授業の終了時間を延長する、授業の開始時間の繰り上げは学生の休憩時間や課外活動に影響するため、禁止することがわかった。

昨年10月に国家衛生健康委員会、教育部など6部門が合同で発表した「全国分地区児童青少年体重超過肥満率流行レベル」によると、北京、天津など12の省市で肥満率が高レベルとなっていた。

天津市ではこれを受け、前述の方案を制定。方案には、児童がスマホやタブレットを使用する時間を減らし、睡眠時間を確保すること、糖分、脂質、塩分の高い食品の摂取を抑えるため、幼稚園や小中学校での合同給食の実施、小中学校での毎日1時間の屋外体育活動の実施、校内でお菓子の販売を禁止するなどの項目が含まれている。

~北京天津ジャピオン2021年3月8日号~

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