“龍抬頭”に散髪客が殺到*辰年の幸運を願い散髪始め

【北京3月11日】旧暦2月2日の“龍抬頭”にあたる3月11日(月)、北京市内の理髪店には早朝から大勢の散髪客が押し寄せた。

同日、“老字号(政府認定の老舗)”理髪店の「四聯美髪店」は、平常時より2時間早い7時に営業を開始。王府井店では、早朝5時に一番乗りの顧客が来店した。営業が開始すると店内は満席となり、30人以上が空きを待っている状況で、同日の男性理髪部の客数は通常の2倍以上だったという。

中国の伝統的な行事のひとつである“龍抬頭”は春の訪れに伴い、その年の豊作を願って雨をもたらす神である龍を祭るしきたりに始まり、この日に散髪すると1年を通して幸運をもたらすという言い伝えがある。

~北京天津ジャピオン2024年3月18日号~

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