“清明節”連休の旅行者が激増 武漢行きの鉄道は5分で完売

【京津3月24日】中国鉄路北京局によると、4月3日(土)~5日(月)の“清明節”3連休の鉄道乗車券が発売開始となった3月20日(土)、北京西―武漢駅間の高速鉄道乗車券がわずか5分で完売した。

このほか天津―保定、北京―上海、北京―広州、北京―ハルビンの路線が人気となっている。

北京駅は清明節期間、秦皇島、清河城、張家口行きなどの臨時列車8便を増便。北京朝陽駅でも承徳、赤峰行きなどの高速鉄道臨時列車7便を増便している。

3月16日(火)より、国内のコロナ低リスク地区から北京に戻る際は7日以内のPCR検査陰性証明書が不要となり、これが旅行者の増加をけん引している。

一方、大手旅行サイト「去哪儿網」の3月23日(火)までのデータによると、今年の清明節の航空券予約数は2019年同期比で1.3倍に増加。需要に伴い、航空券価格も新型コロナウイルス感染症流行前のレベルまで回復しているという。

最も人気の路線は北京―成都(航空券平均価格は741元)で、成都は今年最も旅客の多い目的地となっている。また昨年以降、チベット自治区、新疆ウイグル自治区、四川省、雲南省、海南島が旅行者に人気だという。

~北京天津ジャピオン2021年3月29日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP