【北京10月13日】北京市園林緑化局は最近、北京市内は10月中旬~下旬に紅葉の見ごろを迎えるとし、オススメの紅葉スポット20カ所を発表した。
一部を紹介すると、①延慶区の慕田峪長城にある3000メートルの紅葉帯、②密雲区の司馬台長城風景区(古北水鎮)、③延慶区の八達嶺国家森林公園に隣接する八達嶺長城と“人”文字型の鉄道路線。10月8日(金)~30日(土)の期間が見ごろ、④門溝頭区の妙峰山景区、⑤房山区の上方山国家森林公園にある5000畝(畝=約6.35ヘクタール)の原始天然林、⑥平谷区の金海湖景区。北京市10大風景区紅葉樹造林工程実施地区のひとつ、などとなる。
また中心部では、⑦東城区の地壇公園の銀杏大道、⑧西城区の月壇公園内、⑨西城区万寿公園の1000平方メートルに及ぶ銀杏、⑩豊台区北宮国家森林公園の約4000畝に及ぶ紅葉樹などを挙げている。
なお、紅葉スポットとして人気の香山公園は、10月中旬~11月中旬が見ごろ。観測データによると、16日(土)現在の紅葉平均変色率は30%、毎週末の10時~15時が観光ピークとなる。また、同園ではコロナ対策として1日の観光客数を最大の75%とする制限措置を実施している。
~北京天津ジャピオン2021年10月25日号~