【北京3月23日】北京で最近、4人の大学生が発熱及び呼吸器症状を訴え、北京佑安医院で診察を受けたところ、加湿器肺炎であることがわかった。
調べによると、4人はともに同じ宿舎で加湿器を使用していた。38~38.5度の高熱があり、のどの痛みや腹痛などの症状があったことから、新型コロナウイルス感染症の疑いも考慮。受診の結果、加湿器とエアコンの使用状況から、典型的な加湿器肺炎と診断された。
専門家は、加湿器の連続使用は6時間を超過してはならず、湿度は40~60%を保ち、定期的な空気の入れ替えが必要だと説明。加湿器には塩素や多量の鉱物質を含む水道水ではなくミネラルウォーターを使用し、機器を清潔に保つよう促している。
~北京天津ジャピオン2021年3月29日号~