大手オンライン教育サービス 虚偽宣伝で罰金250万元に

【北京5月10日】北京市市場監督管理局は5月10日(月)、偽の教師経歴を騙り、偽のユーザー評価を引用し、偽の標準価格からの割引によるプロモーションを行ったとして、オンライン教育サービス「作業帮」、「猿補導」に対し、行政処罰として警告及び250万元の罰金を科した。

同局と市場監督管理総局価監競争局は、一般市民からの校外教育養成機構の膨大なクレームを受け、「作業帮」、「猿補導」の2社に対し、合同で検査を行っていた。その結果、「作業帮」は公式サイトにて“国際連合と提携”と騙る、教師の経歴詐称などが発覚。一方の「猿補導」は公式サイトにて“クラスの担任がマンツーマン指導”、“あなたの4名の友人がすでに購入済み…”などと騙っていた。また、価格表示を通常価格と期間限定割引などに分け、取引されたことのない通常価格に取り消しラインを引くなどの手段で消費者を騙そうとしていた。

「中国反不正当競争法」第20条では、経営者が本法第8条で規定する商品に対し、虚偽または誤解を招く宣伝をするなどの行為を行った場合は20万元以上~100万元以下、経100万元以上~200万元以下の罰金を科すとしている。

~北京天津ジャピオン2021年5月17日号~

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