【北京9月21日】北京市商務局の統計によると、“中秋節”の9月19日(日)~21日(火)の期間、主な百貨店、スーパー、専門店、飲食店、eコマースなどの企業の総売上額は前年同期比9.2%増の約26億6000万元だった。
同期間、「ユニバーサル・スタジオ・北京(US北京)」が9月20日(月)に正式にオープンを迎え、北京で最も人気の観光地となった。旅行サイトのデータによると、国慶節休暇期間もUS北京が最も人気の目的地となっており、この影響を受けて「上海ディズニーランド」、「広州長隆歓楽世界」など全国のテーマパークの入場券予約販売も好調だという。銀聯のビッグデータによると、同期間の観光チケットなどの消費額は前年同期比で7%増。2019年比で観光チケット消費額が41.4%増、宿泊消費額が19.8%増、文化・娯楽消費額が18%増となっている。
一方、北京市公園管理中心によると、中秋節期間に北京市属公園11カ所及び中国園林博物館に訪れた観光客数は約60万4000人だった。このうち上位3カ所は頤和園(10万4700人)、天壇公園(8万700人)、北京動物園(7万3300人)だった。
~北京天津ジャピオン2021年9月27日号~