寒の戻りで暖房器が販売増 春入りは4月までお預け

公共暖房供給が3月15日(金)に終了して以来、北京市では大雪や大風に見舞われる日が相次ぎ、近日、暖房器具の売れ行きが急激に伸びているという。
家電量販大手の蘇寧電器では、暖房器具の販売数が一日あたり1000台以上と、公共暖房供給前の8倍に達しており、ネット通販大手の京東商城では、電気毛布や温熱マットが売り上げを伸ばしている。
この〝寒の戻り〟で、平屋に暮らす市民の多くが石炭燃料で暖を取っており、北京市公安局では暖房器具の取扱いや換気に注意し、一酸化炭素中毒を防ぐよう呼び掛けている。
また、北京市気象局のエンジニアは、5日間連続して気温が10度に達すれば春入りとなるが、ここ数日の平均気温は4・9度と例年の7・7度を下回っており、今月中の春入りは難しいとしている。
(3月27日)

 

~北京ジャピオン2013年4月1日号

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