【北京11月5日】エサを与えていた野良犬が、原告である隣人が飼育していた十数羽のアヒルを噛み殺したとして、北京通州法院(裁判所)は11月5日(金)、エサを与えていた2人の被告人に対し、損害賠償金1365元の支払いを命じる判決を下したことを明かした。
通州の村民である原告は数百羽のアヒルの子を飼育していたが、数回に渡り合計39羽が原因不明で死亡。派出所の調査により、野良犬の仕業だと判明した。被害が拡大することを恐れた原告は、犬にエサを与えていた2人を告訴していた。
被告は犬が野良犬であることを主張したが、裁判官は被告の1人が一時的に犬を保護していたことを理由に管理責任を負う必要があるとしている。
~北京天津ジャピオン2021年11月15日号~