北京、市民の買いだめを受け*生活必需品の安定供給を強調

【北京4月25日】北京市商務局副局長は4月24日(日)、記者発表会の席上で、現在、北京市の生活必需品市場の商品の供給源は十分に足りていると強調した。

同副局長によると、直近1週間の野菜類の1日当たりの出荷量は2.2万トン以上を維持しており、卸売市場組織の協力により、4月24日(土)以降は2.27万トンに増加。また、スーパーや社区内の青果店などでも各種の生活必需品、生活物資の運送、供給は安定していると説明した。

朝陽区にある物美スーパーの総経理によると、24日の夕方以降、買い物客は平常時の5倍以上に増え、急遽江営業時間を23時まで延長。店のデータによると、米・麺類・油やインスタント食品、缶詰などの売り上げは平常時の5倍に増加した。これに伴い、入荷時間を繰り上げ、入荷量を増やすなど十分な在庫を確保しているという。

また、生鮮食品EC「叮咚買菜」では、緊急調達により生活関連商品の在庫量を平常時の1.5倍以上に増加。ECと実店舗を融合させたスーパーマーケット「盒馬鮮生」でも、在庫量を平常時の2~3倍に増加し、実店舗の入荷回数を平常時の3倍に増やしたとして話している。

~北京天津ジャピオン2022年5月2日号~

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