21年の北京市生態環境報告*大気汚染濃度は基準をクリア

【北京5月11日】北京市生態環境局は5月11日(水)、公式ウェイボー(微博)にて「2021年北京市生態環境状況公報」を発表した。これによると、北京で新種17種が発見された。

同年に北京生物多様性実地調査により記録された自然及び半自然生態系群系は65種で、17種の新種が発見された。具体的には蘚苔植物が3種、維管束植物が1種、昆虫が3種、大型真菌が10種。このうち7種が中国初で、いずれも大型真菌だった。

同年の北京市生態環境指数(EI)は70.8で、都市部、生態保護エリアともに生態環境は持続的に向上している。

一方、同年の北京市のPM2.5平均濃度は1立方メートルあたり22マイクログラム。二酸化硫黄、二酸化窒素、PM10の平均濃度はそれぞれ3マイクログラム、26マイクログラム、55マイクログラム、一酸化炭素は1.1マイクログラム、オゾンは149マイクログラムだった。上記6項目の大気汚染物質濃度は、初めて国家二級基準を達成している。

~北京天津ジャピオン2022年5月23日号~

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