【北京3月2日】北京市基礎設備投資有限公司は最近、「2023年重大投資プロジェクト」の状況を公示し、その中で軌道交通M101線一期と1号線支線建設工事を優先的に進めるとした。
このうちM101線一期は、城市副中心内を繋ぐ初の軌道交通となる、北京軌道交通網を形成するうえで重要な意義を持つプロジェクトとなる。なお、23年の市政府固定資産投資額は1億元を見込んでいる。
M101線一期は通州区内の北は商務園駅、南は張家湾東駅までの全長約18.1キロメートルに全14駅を設置。このうち6駅で他の軌道交通に乗り換えができる。また、初期の乗客数は1日13.57万人を見込んでおり、平常時は3両編成、ラッシュ時は6両編成での運行を予定している。
一方、1号線支線への23年の市政府固定資産投資額は2000万元。豊台区、石景山区内の西は青龍湖東駅、東は1号線の八角遊楽園駅までの全長約19.9キロメートルに全9駅を設置する。体育館南街駅で11号線と、張郭庄駅で14号線と、后路村駅で都市副中心線とそれぞれ乗り換えができる。なお、青龍湖地区は初の軌道線乗り上げにより、通勤の利便性を図る。
~北京天津ジャピオン2023年3月13日号~