圓明園遺跡でマナー違反行為*容疑者はブラックリスト入り

【北京3月12日】圓明園管理所は3月12日(日)、圓明園遺跡公園で柵を乗り越え、文化財によじ登った参観客に対し、ブラックリストへの記載及び同園への入園を禁止したことを発表した。

報道によると、同園の大水法遺跡内で3月8日(水)、男性数人が立ち入り禁止の立て看板があるにも関わらずフェンスを跨いで侵入し、そのうちの1人は高さ数㍍の石柱のてっぺんに座り、仲間に写真を撮らせていた。違法行為を発見したスタッフが制止し、教え諭したが聞き入れず、蓄水楼エリアでもフェンスを乗り越え侵入し、スタッフに咎められていたという。なお、文化財に破損はなかった。

同園の管理所はネットで事件を知った後、即座に警察に連絡。海淀公安分局は容疑者を確定・逮捕し、調査を行っていた。

同園では2021年に参観者が違法に遺跡を踏みつけ、写真を撮ったとして警察に逮捕されていた。

~北京天津ジャピオン2023年3月20日号~

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