【北京3月19日】北京市医療保障局、北京市衛生健康委員会などは最近、「全市インプラント医療サービス費用とパーツ価格に関する専門的改修・取り締まりの通知」を発表し、その中で4月20日(木)より、インプラント医療サービス費用及び医療用パーツ費用の取り締まりを実施するとした。
医療保障局関係者によると、インプラントにかかる総費用は医療サービスと医療用パーツ費用の2つで構成されている。今回の取り締まりでは、インプラント関連の医療サービス15項目の統一化及び標準化を図ると同時に、医療サービス費用負担の軽減を図る。調整前に比較すると、負担額は平均で約72%下がる見込みだという。
なお、歯1本毎のインプラント医療サービス総費用も医療機関の等級に従い、調整を実施する。具体的には、北京全市の二級及び以下の公立医療機関は4300元、市内6区(東城区、西城区、朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区)以外の三級公立医療機関は4500元、市内6区の三級公立医療機関は5000元、国家口腔医学中心(北京大学口腔医院)は5450元に調整される。また、インプラント材質の価格も平均で55%値下げとなる。
~北京天津ジャピオン2023年4月6日号~