地下鉄7号線車内で発煙騒ぎ*高温時のバッテリーに要注意

【北京5月30日】地下鉄7号線の列車内で5月29日(月)午後、乗客のモバイルバッテリーから突然煙が上がり、車両内の乗客がとっさに逃げる騒ぎがあった。

乗客によると、当時、車両内の乗客は少なく、列車はちょうど双井駅に到着したため、隣の車両も含め、乗客は全員下車した。車両内には煙が充満していたが、地下鉄の乗務員が駆けつけ、黒く焦げて煙の上がるバッテリーらしき物体に消火器を噴きつけたという。なお、列車の運行に影響はなかった。

「北京市軌道交通禁止携帯物品目録(2020改訂版)」によると、地下鉄車内へのモバイルバッテリーの携帯は禁止されておらず、バッテリーの容量にも制限はない。一方、北京以外の一部の省・市では、地下鉄車内に携帯できるモバイルバッテリーの容量はリチウム電池100Wh(ワットアワー)以内、1人につき2個以内と具体的に規定している。

~北京天津ジャピオン2023年6月5日号~

 

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