高温多湿による食中毒が頻発*ボンクレキン酸中毒に要注意

【北京7月17日】北京市疾病予防控制中心は最近、涼皮を食べた女性がボンクレキン酸食中毒で死亡したことを受け、穀物製品などに対し、消費者に注意を促した。

河粉、腸粉など穀物の粉から作られる食べ物は高温多湿の状況下においてボンクレキン酸の毒素が発生しやすくなるうえ、中毒による死亡率は50%を超える。植物病原性菌の一種であるボンクレキン酸は環境への適応性や乾燥に強く、強い毒性を持つ。名称も含め、知られていない一方で、毎年、食中毒による死亡者がいるという。

同中心は、主にベーキングパウダーなどを使った穀物製品、芋・でん粉製品、キクラゲなどの食用菌類にくれぐれも注意するよう警告している。

~北京天津ジャピオン2023年7月24日号~

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