北京通学公共バス、運営開始*スマートシステムで忘れ物防止

【北京9月1日】北京の小中校が新学期を迎えた9月1日(金)、北京の13校で25路線の「北京通学公共バス」の試験的運営がスタートした。

同通学バスは西城区、海淀区、朝陽区、豊台区の4区にて開通、義務教育の小中学生を対象としている。

バスの車体は環境保護を表す緑色で、排気ガスゼロ、汚染ゼロの電動駆動、座席も座り心地と安全面を考慮して柔らかい素材で作られている。また、全座席にシートベルトを設置している。

このほか、人がドアに挟まれた場合、自動的にドアが開くシステムを採用。バスの床や天井、側面には断熱作用と難燃性のある防火材を充填したシートを採用している。また、車内には死角のないスマート安全モニターシステムを採用。学生が車内に忘れ物をした場合にスマート探知機能が探知・発見した際には、自動的にクラウドプラットフォームに警報が通知されるという。

~北京天津ジャピオン2023年9月11日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP