タクシー運賃値上がりか 乗車難緩和に期待の声も

近日、国内メディア「中国広播網」が報道した、北京市のタクシー料金改定のニュースが市民の関心を集めている。
報道によると、4月より、初乗り運賃が現在の10元から15元(3㌔まで)に、1㌔ごとの加算運賃が2元から2・4元に値上がりするという。燃油サーチャージは据え置き。
北京市交通委員会による発表はまだないが、タクシー会社数社が、料金改定の公聴会の通達を受けているという。
一部の識者らは、値上げによりタクシー運転手の積極性が増し、稼働率が上昇、現在深刻になっているタクシー乗車難の問題が緩和されると期待している。
一方で多くの市民が、値上げによりタクシー利用が不便になるとしている。
北京市のタクシーは、2006年に現在の運賃に改定されて以来、燃油価格が当時の7倍となった現在まで改定が行われていない。
(3月30日)

 

~北京ジャピオン2013年4月8日号

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