【北京10月7日】北京市商務局の統計によると、国慶節長期休暇の10月1日(金)~7日(木)の期間、市内の主な百貨店、スーパー、専門店、飲食店、eコマースなどの企業の総売上額は前年同期比7.6%増の63億元だった。
同期間、「ユニバーサル・スタジオ・北京(US北京)」がもたらした消費増額は15%を超過。同園は営業時間の延長、ショーイベントの増加などにより、同期間の1日の入園者数は2万5000人を超えた。また、銀聯のビッグデータによると、北京以外の省・市からの観光客の商品消費金額は前年比16.3%増、宿泊、文化エンタメ系サービス消費金額はそれぞれ27.5%増、18.6%増となった。
一方、北京市文化和旅遊局は10月7日、国慶節休暇期間に北京を訪れた観光客総数は前年とほぼ同等の861万1000人だったと発表した。
同期間の旅行総収入は前年同期比15%増の108億2000万元、1人あたりの平均消費額は16.6%増の1256.2元だった。
市内観光地の観光客数ランキング上位は、王府井(110万人)、前門大街(93.7万人)、南羅鼓巷(61.5万人)、什刹海風景区(48.5万人)の順だった。
~北京天津ジャピオン2021年10月18日号~