ホッキョクグマ虐待疑惑に 北京動物園側が反論声明

中国の簡易ブログ・微博(ウェイボ)のあるユーザーが5月7日(火)に書き込んだ内容が物議を醸している。
内容は北京動物園で飼育されているホッキョクグマについてのもので、「この暑い日に、一匹の老いたホッキョクグマが屋外に放置されていた。
明らかに若く観賞価値のある他の2匹は空調の効いた展示館にいるというのに」というもの。
この書き込みを見た多くのユーザーから「動物虐待ではないのか?」という疑問の声が挙がっているという。
動物園を訪れる観光客の中にも、なぜ暑い最中に室内と室外に分けるのか理解できないとし「室内に放す方が熊にとって良いのでは?」という声もあるという。
北京動物園はこれに対し、園内の全てのホッキョクグマが一定の時間ごとに展示館から屋外に出て運動することになっており、動物虐待は事実無根と主張した。
さらに同園スタッフは、そもそもネットユーザーはどのようにしてホッキョクグマが老齢だと断定したのかと疑問を呈している。
(5月8日)

 

 

~北京ジャピオン2013年5月13日号

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