北京市小中学校健康食堂創建プロジェクトが5月20日(月)、正式にスタートし、北京市疾病予防控制中心の要求により各学校の食堂には栄養士が派遣され、毎週の献立や栄養値の公開が必須となることが分かった。
最新の検査測定結果によると、北京市の青少年の肥満率は20%を超え、栄養不良発生率は15%を超えるという。
専門家の分析によると、主な原因は子どもの食事のバランスの悪さで、調査では69・26%の小中学生が学校が用意した給食を食べているが、栄養士のいる食堂はわずか33・86%で、17・07%の学校食堂には献立を考える責任者すらいなかったという。
また、首都児科研究所流行病研究室が今年3月、東城区にある北京景山学校の生徒110人に対し全身の骨密度検査を実施したところ、カルシウム不足の子どもが53・2%に達したとしている。
(5月21日)
~北京ジャピオン2013年5月27日号