「北京市タクシー迎車サービス管理試行弁法」が6月1日(土)より試行され、タクシー迎車サービス「96106」が開通した。
同日、『北京晩報』の記者が「96106」に電話し、翌日のタクシーを予約したところ、電話対応スタッフは応対時にタクシー運転手から電話もしくはショートメールの連絡があると断言したにも関わらず、当日は何の連絡もなく予約は不履行に終わったとしている。
また、同記者が同日、携帯アプリ「揺揺招車」でタクシーを要請したところ、加算料金なしでは約460台のタクシーが迎車サービスを拒否し、10元の加算料金を上乗せしてはじめて交渉が成立したという。
なお、政府は料金加算を違法とみなしており、携帯アプリの料金加算機能をすべて取り消すよう、アプリメーカー各社に厳しく求めている。
(6月1日)
~北京ジャピオン2013年6月10日号