「北京市動物防疫条例」の草案が6月25日(火)に市法制弁公室公式サイト上に公布され、市民の意見を求めている。
草案の中で、ペット犬に対する狂犬病ワクチンの強制接種が再度明確化され、犬を飼育する企業や個人は区や県の獣医行政主管部門指定の狂犬病免疫所にてワクチンの接種を行い、狂犬病免疫証明とプレートを取得しなければならない。
このほか、社会監督の強化を通して、犬が戸外に出る際には狂犬病免疫プレートを身につけることを義務づけるとしている。
また草案では、家畜の屠殺場に関する規定や屠殺加工所の検査測定義務、家畜を携帯しての公共交通への乗車を禁止するほか、ペットの遺体の処理、疫病が拡大する恐れがある場合の動物の処理などについても規定している。
(6月26日)
~北京ジャピオン2013年7月1日号