北京市食品安全事務室が、9月11日(水)、品質不合格食品に関する報告を発表し、老舗点心店「年糕楊」の小吃「杏仁茶」から、衛生基準を超えるカビ菌が検出されていたことを明らかにした。
同商品は、今年6月に生産されたもので、基準値の4倍以上のカビ菌を検出したため、市工商行政管理局が、すぐに販売停止処分を科している。
その他、四川省金世仟食品有限公司が生産した漬物「四川泡菜」など、4つの食品が衛生基準を満たさず、撤去処分となった。
また、15日(日)には、市消費者協会が、寝具に関する品質調査結果を公表。
抜き打ち検査を行った41種類の商品のうち、26の商品が不合格製品であることがわかった。
不合格となった寝具の中には、著名ブランドの商品も含まれ、スウェーデンの大手家具販売店「イケア」や「エスプリ」の寝具が、移染・色落ちの項目で不合格となった。(9月15日)
~北京ジャピオン2013年9月23日号