北京市海淀区の中国人民大学は11月5日(火)、「日中韓共用常用漢字表」を来年公開する予定であると明かした。
漢字表は同校の元校長を中心とし、3年の年月をかけて編集、「飲」、「会」など漢字808文字が収録された。
現在は、分類表を追加編集中で、来年の第9回日中韓賢人会議までに最終版を完成させる。
関係者によると、808字のうち540字の書き方・表記が3カ国で完全に一致し、収録漢字を覚えれば、漢字看板や簡単な説明書きなどの80%が理解できるようになるとする。
公開後は語学学習を始め、各国国民間の筆談や交流、旅行などでの利用が期待できるとしている。
(11月5日)
~北京ジャピオン2013年11月11日号