シングルデー商戦〝双十一〟に幕 北京の天猫消費額は64億元に

【北京11月13日】ネット通販の取引量が最大となる〝シングルデー商戦(双十一)〟の11月11日(金)当日、北京では大手ECサイト「天猫モール」での消費額が64億元を突破した。

同日の「天猫モール」での総取引額は1207億元、そのうち北京はわずか5・7%で前年比13%増だった。

北京の消費者を分析すると、女性が男性の約2倍となる60%を占めた。年齢別では〝80後(80年代生まれ以降)〟が5割以上、〝90後〟は21%だった。また、〝80後〟に人気の商品はアップル、MEIZU(魅族)、シャオミ(小米)のスマホ、ユニクロやNIKEなどのファッション衣料で、意外なところではナマコ、クコの実、ツバメの巣などの健康食品が目立った。

一方、同日の天津のネット取引額は17・4億元だった。アリババ提供のデータ分析によると、天津地区で人気の高かった商品はダウン製品、スマホ、靴、セーターなどで、防寒商品に集中していたとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年11月21日号~

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