地下鉄構内での飲食禁止へ 盲導犬の車内同伴は可能に

北京市人民政府法制事務所が、2月18日(火)、「北京市軌道交通運営安全条例」の草案を発表した。
3月10日(月)まで、市民から意見を募る。
草案によると、駅構内のエスカレーターや通路、地下鉄車内での飲食を禁止すると規定。
違反者には、最高500元の罰金を科す。
市では以前より、地下鉄車内における飲食、匂いの強い中華クレープ「煎餅果子」や「鶏蛋灌餅」の車内持ち込みなどの是非が議論されていた。
また、「乗車規定」で一律禁止されていた駅構内への動物の持ち込みに関しては、口輪などの安全防具を装着した盲導犬の同伴を認めることとなった。
中国では、2012年時点で盲導犬は50頭に満たず、そのうち市の保有頭数は16頭と、公共機関の動物持ち込み禁止規定が、普及の阻害の一因となっていた。
そのほか、駅構内及び車内での物乞い行為や物品販売、喫煙や痰吐きなどの公共衛生・安全に影響を与える行為も禁止し、違反者は最高500元の罰金となる。
(2月19日)

 

~北京ジャピオン2014年02月24日号

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