【北京2月19日】北京市衛生と計画生育委員会は近日、北京婦幼衛生信息系統監測データに予測によると、2016年の北京市の出産件数は約30万と、〝単独二孩(夫婦の一方が一人っ子の場合、第二子の出産可)〟政策を実施した14年の20%増となる見込みだとした。
今年1月1日(金)より〝2人っ子〟政策が正式に実施されて以来、北京では母子手帳申請数が増加、出産ピークの到来が予想される。北京には43の三級(三ツ星に相当)産婦人科施設、66の二級施設、5の一級施設及び15の営利性産婦人科施設があり、15年の北京市三級産婦人科施設のベッド使用率は108%、二級施設も89%に達している。
同委員会広報担当者は、三級施設のベッド使用率が過負担状態にあり、妊婦が選ぶ出産地域が東城区、西城区に集中していることが問題だとし、危険性のない妊婦はむやみに三級病院に押しかけないよう注意している。
~北京・天津ジャピオン2016年02月29日号~