偽旅行社ブラックリストを公表 ネット詐欺への注意を喚起

【北京5月24日】北京市旅遊委員会は最近、「ネット虚偽旅行会社46社ウェブサイトアドレス(ブラックリスト)」を公表し、これらのサイトに掲載された旅行情報はすべて偽物であるため、注意するよう呼びかけた。

同委員会関連部門責任者によると、この虚偽旅行会社サイトは検索エンジンから検出したもので、専門の鑑定によると、これらの偽サイトは一定の時間に更新されているという。夏の旅行シーズンに突入し、北京の日帰り旅行市場の活性化に伴い、ミニ広告や偽サイトによる詐欺が横行している。

なお、ブラックリストの中には、「北京青年旅行社股份有限公司」や「中国国際旅行社総社有限公司」など、知名度のある旅行会社を騙り、消費者を騙すケースが多くみられるとしている。

同責任者によると、今後は国家ネット安全情報事務室の協力の下、偽サイトを閉鎖するとしている。同時に、正式な日帰り旅行の旅行社20社の〝ホワイトリスト〟を公表する予定だとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年5月30日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP