通州区潞城鎮で考古発掘調査 古墳1092基が発掘される

【北京11月22日】最近、北京市文物(文化遺産)局は今年2~9月までに、通州区潞城鎮胡各庄村、后北営村、古城村などの地区にて考古発掘調査を行い、戦国時代から清代までの古墳1092基、漢代の城跡1カ所、漢唐の釜跡69台、灰坑(かいこう、貯蔵用の穴倉)8台、井戸10本、道路3本を発掘したことを明らかにした。

今回の探査は101・3万平方メートルに及び、4万平方メートルの発掘が完了。陶器、磁器、銅器、鉄器などの文化遺産約1万点が出土したほか、歴史的にも重要な古墳、釜跡、地層断面など遺跡60カ所の保護移送を行っていた。

考古資料によると、北京城市副中心である通州区は、二千年以上前の戦国時代に大量の人口が住居し、中でも東漢時代は社会が繁栄し、人口も多かったとみられている。

~北京・天津ジャピオン2016年12月05日号~

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