【北京12月12日】最近、北京市交通委員会路政局は、年内に長安街25カ所及び前門2カ所、合計27カ所の歩行者専用地下道の改修工事を完成させるとした。
先に北京市政府が公布した「長安街及びその延長線市容環境景観向上工作方案」によると、今回の地下道の改修工事は壁画装飾に古典的な祥雲図案や花崗岩などを用い、全体に統一感を持たせながらも、それぞれの地下道の周辺の環境の特色を活かしたレリーフを壁に施すなど個性も打ち出している。具体的には、王府井西地下道には王府井百貨大楼、王府井教堂(教会)、東安市場、東単路口東地下道には東単牌楼、東単体育中心、東単公園東門を描いたレリーフを施しているという。
また、外観以外では歩道に使用するレンガの滑り止め、強度、耐久性を強化したほか、バリアフリー設備も補充。地下道の通路や出入り口に視覚障害者誘導用ブロックを設置・増設し、手すりの端には点字プレートを増設するなど、バリアフリーを充実させている。
~北京天津ジャピオン2017年12月18日号~