北京市小中学生の肥満率は17% 全国平均レベル超えに警鐘

【北京5月18日】北京市衛生和計画生育委員会副主任は5月17日(木)、北京市で実施した「2017年小中学生健康状況監測」を発表した。これによると、北京市の小中学生の標準体重超過率は15・9%、肥満率は約16・9%で、いずれも全国平均レベルを超えていることがわかった。

調査結果によると、男子6~13歳の平均身長は141・7cm、体重は39・6kg、女子6~13歳の平均身長は140・6cm、体重は36・5kgだった。

同委員会は標準体重超過・肥満率が高い原因として、栄養知識の普及が不十分で多くの家庭でカロリーの高い飲食を摂取していること、長時間のテレビや運動不足などが挙げられるとした。また、肥満は慢性病発症の危険要因だとし、改善に向けて注目していくと話した。

~北京天津ジャピオン2018年5月28日号~

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