【北京8月11日】国家統計局北京調査総隊によると、7月の北京市住民消費物価指数(CPI)は前月比で0.3%、前年同期比で2.1%、それぞれ上昇した。
食品価格は前月比で1.5%上昇し、このうち豚肉の価格は養豚場の売り惜しみや肥育などの影響で22.5%上昇した。また、高温や降雨などによる供給減少に伴い、野菜の価格が14.6%上昇した。
このほか市内近郊旅行の需要に伴い、宿泊価格が前月比で3%上昇。卒業シーズンなどの影響で、賃貸住宅価格は0.6%上昇した。
なお、今年1~7月の北京市CPIの平均は、前年同期比で1.9%の上昇となっている。
~北京天津ジャピオン2022年8月22日号~